rmコマンドでファイルを誤ってけしてしまっても復元は可能
代表的なものにextundeleteコマンドがある*1
以下、復元方法


1.ファイルを消してしまった時間の確認
HISTTIMEFORMAT="%F %T " history


2.時間をエポック秒*2換算する
date -d "18:00" +%s


3.ファイルの復元*3
・該当時間帯に削除してしまったファイル全ての復元
 extundelete --after [確認したエポック秒] --restore-all [復旧させたいデバイス名]

ディレクトリ単位での復元
 extundelete --after [確認したエポック秒] --restore-directory [復元対象のディレクトリ] [復旧させたいデバイス名]

・該当ファイルのみを復元
 extundelete --after [確認したエポック秒] --restore-file [復元対象のファイル] [復旧させたいデバイス名]
※オプション"--after [確認したエポック秒]"は省略可


余談:
誤ってフォーマットした場合も、完全復旧は不可能だが、ある程度は復元可能。
testdiskコマンドを利用すれば良いらしい
ただし、フォーマット方式によっては復旧は不可*4

*1:ただし、ext3 or ext4のみ対象

*2:簡単に言うと日時を秒数で表した数字

*3:カレントディレクトリにRECOVERED_FILESディレクトリが作成され、その中にファイルが復元される

*4:論理フォーマットの場合のみ可能。最近のフォーマットの殆どは論理フォーマットなのでたいていの場合復旧可