HDDは以下の要素で構成されている。
・1つのMBR
・4つのパーティションテーブル
・1つのブートシグニチャ

MBRには各パーティションの位置とサイズの情報及び、起動のためのプログラムが入っている。
一方、各パーティションテーブルの先頭にはPBR(PartitionBootRecord)があり、このPBRがOSを起動させる。

パーティションは大別すると以下2種類となる。
・基本パーティション
・拡張パーティション

基本パーティションの特徴としては最大4つまで作成可能。
ただし、拡張パーティションがある場合は3つまでしか作成する事ができない。そしてこの基本パーティションにしかPBRは置けない。
一方、拡張パーティションは最大1つしか作成できないが、領域を分割して利用する事ができる。これは基本パーティションにはできない。

そして最後に、ブートシグニチャがあり、この中にはマジックナンバーが割り当てられる。
このマジックナンバーは、マスターブートレコードが正当なものであることを保証する署名の役割となっている。